|
早いものでひばりくんと付き合い始めて4日経ちました。学校が違うから会える時間が少ないけれど、私はそれでも幸せだった。だって、会えない分、会えたときすごく嬉しいし、ね! 会えなくても、メールとか電話とかいくらでも方法はあるよ。私はよくひばりくんにくだらない内容のメールとか、くだらない用で電話してしまったりするのだけれど、それにひばりくんはいつもちゃんと相手してくれて、それはすごく私を幸せにする効力を持っているのです。 * 私は携帯を開いたり閉じたりパカパカさせながら彼からのメールの返事を待っていた。今日はおかしいな、朝、一時間目が始まる前にメール送ったのに、返ってこない。忙しいのかな?それとも今日並中は何か行事があるとか。(ひばりくんそんなこと一言も言ってなかったけどなぁ) いつもは遅くてもお昼には返事くるのに。きっと忙しいんだね! と思いながらもう放課後になっていた。ひばりくんに会いたいなぁ。こういう日に限って私は彼に会いたくてどうしようもなくなってしまったりする。仕方ない、私はひばりくんが好きなのだから。仕方ないといえば仕方ないのだ。 彼も忙しいと分かっているのに、彼からのメールを待って放課後の教室に残っている私がいる。(また 迎えに行くから、ってメールが来ないかなぁなんて) 携帯を手で握りながら机に突っ伏していたら、手の中で携帯が小さく震えた。サブディスプレイが光って相手の名前を浮かび上がらせる。ひばりくん、からだ!私はびくってなって背筋をピンと伸ばした。ひばりくんから。そう思っただけで急に心臓がバクバク言い出した。ひばりくんからメールがある度に私はきっと何度だって驚いてしまうし、何度だって嬉しくなると思う。 今日は僕の帰りが遅くなるから迎えいけない ごめんね あー今日ひばりくん来れないんだー。でもわざわざメールくれて嬉しいなぁ。迎え、来てくれるつもりだったんだ。それだけで私はまた嬉しくなる。ううん大丈夫だよ、わざわざありがとう、っていう内容のメールを送って、私はふぅとため息を吐いた。今日はひばりくんに会えないのかぁ、淋しいなぁ。会いに行きたいよ。 会いに行けば? そうだよ、ひばりくんがこっちに来れないんだったら、私が会いに行けばいいじゃないか。そう思って私はガタガタと椅子を鳴らして立ち上がった。ひばりくんに会いに行こう!並中は隣町だし。私が向かっている間にひばりくんが家に帰っちゃう可能性もないわけでもないけれど、そこはきっと何とかなるだろう。今の時代、携帯電話という便利なものがあるわけで。いざとなったらそれで連絡取ればいい。 でもどうせならひばりくんを驚かせたいなって思った。こっそり校門の前で待ってみようかな、彼女らしく。(!) そうと決まれば さぁ、彼のとこまで走れ! |